
今回は、ビジネス高収益化グルの教え、FPビジネスの8割以上を左右する決定要因、ファイナンシャルプランナーにとって効率的な学習方法についてです。
高収益化グルからの教えをFPビジネスに応用する
彼は、コーチ、コンサル系ビジネスで年商1億以上、その他コンテンツ系ビジネスだと数十億円以上のプロにしか直接指導していない、所謂グル的な存在です。
その彼から教えてもらったのが、高抽象思考(最高視点から)のアプローチでした。
そのような思考法をちょっと知っただけでも効果があるので、今回特別にご紹介します。
10名のファイナンシャルプランナーに伝えて、9人が上手くいっているのでFPビジネスでも役立つことは実証済みです。
フィービジネスが劇的に変わる世界観
しかし、彼の本当のスキルは「世界観の脱構築」にあると思います。
マスターできなかったとしても、高契約率×高継続率=高収益が可能になります。
私もまだまだですが、それでもフィービジネスの分野が見違えるほど変わりました。
だから、あなたにも早くこのやり方を知って欲しいと思います。
しかし、その方法を知る前に、「売る力の弱い人の特長」を知っておく必要があるでしょう。
売る力の弱い人の特徴?
「売る力」の弱いファイナンシャルプランナーは、ブログ、SNS、メルマガ、リスト収集といったことに依存し過ぎていて、そこに膨大な時間とお金を費やしています。
また、上記の接点を通して類似商品が山程販売されているので、その商品によく絡め取られているようです。
それが上手く行かないことが判ると今度は、FX、投資信託、マンション投資といった不労所得に目が向きだし、同じく膨大な時間とお金を費やし始めます。
キャッシュフロー、ビジネス、あるいは人生そのものが好転することを欲して、そのような行動をとっているのだとは思いますが、、、、、
残念ながら、好転するどころか、その求めてたものが原因で、自滅しそうになった人をたくさん知っています。
なぜなら、そのような人たちが、よく訪ねてくるからです。
彼らは、教科書やビジネス書を鵜呑みにして失敗した人たちです。
このようにビジネスを理解していない人は、世の中にたくさん存在しています。
理論ばかり先立っていて実益が伴っていないのです。
要するに、理論でマネーゲーム(ビジネス)をどうにかしようとしているわけです。
理論は事実ではない!
それをあなたもよくご存知だと思います。
理論は、すべて言葉(数字も含む)によって構成されているからです。
言葉によって事実そのものを表現することは不可能ですよね。
言うまでもありませんが「理論は初めから破綻している」それが前提です。
この「理論は破綻している」ということを、確りと改めて理解できるようになると、視点が変わりはじめます。
実際、超一流大学を卒業して証券会社に勤めていたクライアントもそうでした。
コツを教えたら2年後に資産が10億円増えてましたので、金融機関にいる人ほど、間違った手順を繰り返していることがはっきりしました。
彼は、金融工学をずっと研究してきた人間なので、目標を早く達成することができましたが、一般的にはその理論によって返って資産を減らしている人が多いようです。
「お金の流れを作る」ことにもっとも疎い人、それはファイナンシャルプランナーと名乗っている素人たちだと私は思っています。
売る力の弱い人の心理傾向
ということで、どうしても不労所得に目が向いてしまう。
というよりも、不労所得をあてにするしかなくなるわけです。
それは「もっと楽をして継続的に安定した収入と自由な時間が欲しい。」といった心理の表れでしょう。
これは誰もが考えることですが、なかなか思うようにはいきません。
上手く行かないことが判ると今度は、、、、
一見安易に稼げそうな資格系ビジネス、ネッワークビジネス、アフィリエイト、せどり、などに目が向きはじめます。
その内の一つが、ファイナンシャルプランナーでしょう。
いずれにしても上手くいくのはほんの一握りの人たちです。
- 参入障壁が低いため、労せずして始められる。
- 市場規模が極めて小さいところに大量の人が流れこむ。
こうした構造のため成功できる人の条件は更に狭まるからです。
さらに、関連のありそうな資格取得、根拠もない権威取得に時間やお金を費やしはじめ、さらに立ちゆかなくなっていきます。
それでも結局上手く行かないので、今度は、、、、
全ては自分が原因だと勝手に思い込み、自己の内面と向き合うために、成功哲学や自己啓発系、或はスピリチュアル系などにはしる。
よせばいいのに、更にその類の資格までも取得しようとする。
だから、これらを組み合わせた養成コースなどがあると簡単に絡め取られてしまう。
そして、、、、、
- 自分の願望どおり生きることはできない。
- 自己都合で捻じ曲げて解釈した幻想を事実だと思いこんでいる。
というものごとの本質に気づかないまま、自己の内面と頑なに向き合い続けようとする。
ここまできたら、もう最悪!!
最悪の事態を自ら招いている!
類似のパラノイア商材等に絡めとられ続け、やがて資金が枯渇していく。
もがけばもがくほど、蟻地獄(ありじごく)に落ちたかように深みにはまっていく。
もっと悪いことに、その間投資した時間は決して取り戻すことはできません。
このように売る力の弱いファイナンシャルプランナーは、ビジネスとは関係のないツールや仕組みに依存するようになっていきます。
その結果、人生の2題テーマである時間とお金を浪費し続けます。
これは人生の損失です。
ロスの垂れ流し状態
この図のようにセールス力が弱いファイナンシャルプランナーほど低い階層から、上位にステップアップしてもらうために何度もクロージングが必要になります。
マーケティングが得意ならいいですが、中途半端に手を出すと最悪の状態になりかねません。
その結果、経費と労働時間が増え、成約率が下がり、低収益化するという生産性低下のパラダイムに陥ります。
つまり、余計な作業、余計な問題をどんどん自ら作り出してしまうことになるのです。
「売る力の弱い人」の特徴のまとめ
- 言用力が低い。
- 説得すことに懸命になる。
- 相手と同じ階層の視点で語る。
- セールスに対して罪悪感がある。
- 資格でビジネスができると思っている。
- 情報は収集するが、ほとんど活用できないで終わる。
- 自己啓発系の本が書棚の40%以上を占めている。
- 読み物のほとんどが、ビジネス書やニュースレター。
- プライベートを切り売りするのが好き。
- SNSの「いいね!」などが少ないと不安になる。
- 批判されるのが怖い。
- 毎日、新聞を読む時間を確保している。
- ビジネスとは直接関係ないことに時間を費やすのが好き。
- 自己の内面に向き合い、自分を変えようとする。
あなたは幾つ該当しましたか?
売る力の強い人
- 具体的な情報より抽象的な情報を好む。
- 二次情報ではなく、一次情報を好む。
- 不要な要素は、初期段階においてできる限り削除する。
- 測定基準がはじめから高い。
- 相手の世界の構成要素をいち早く見抜くことができる。
- 相手の類似性を瞬時に察知できる。
- 自己重要感をコントロールできる。
- 常識にとらわれない。・・・etc
彼らは、相手の階層とは異なる高視点から俯瞰し、縦横無尽に対処できます。
それ故に相手の未来を背負っていく覚悟が尚更必要になってくるわけです。
そのようなポジシニングでFPビジネスができたら最高だ!
と、あなたも思いませんか?
何を語るかで8割以上は決まる
例えば、自給290万円の師匠から教えてもらった「世界と人の本質に迫る
」アプローチ方法があります。
実は、私たちの世界は、言葉のルールに支配された世界です。
ビジネスの重要なエレメントは、一般的には、「誰が言うか?」ということでしょう。
しかし、その上位概念は、「何を言うか?」です。
実際、「何を語るか」でそのビジネス価値の8割以上が決まるでしょう。
なぜなら言葉の差異によって価値が変動するからです。
そこにパーソナリティー(人格)が加わった瞬間に最強になります。
何を言うか?>誰が言うか?(人格)➾誰が何を語るか?
何を誰から学ぶかよりも、誰が誰と学ぶか。
そうなると受け手としては何(コンテキスト)を誰から学ぶか?
ということが重要だと言うことになります。
しかし、教える人も受け手も同じであったとしても、環境によって成果が大きく異なります。
だとすると、さらに受け手としては、何を学ぶかよりも、誰から学ぶかよりも・・・・
「誰と学ぶか?」という環境が大切ということになります。
しかし、ここで疑問が生じます。
先生も環境も同じであっても、やはり個々の成果が大きく異なります。
ということは、どうしても誰と学ぶか?よりも「誰が学ぶか?」という結論に至ります。
何を誰から学ぶか<誰と学ぶか<誰が学ぶか
どんなに素晴らしいコンテンツを、どんなに素晴らしい人から、どんなに素晴らしい人と学んでも、結局は誰が学ぶか。
最初からやる気がない人が学んでも、行動には繋がらない。
ただ学びの快楽に溺れている人が学んでも、成長には繋がらない。
すべてを他人のせいにする人が学んでも、結果には繋がらない。
そして、この「誰が」は、他の誰でもない「自分が」でしかありえない。
この世界の構成要素は、自分以外(=何を、誰から、誰と)と、自分(=誰が)だけ。
それを受け取る自分がどうするか、自分がどうあるか、がすべてです。
結局は、ギブするほうよりもテイクするほう、受け取る自分がコミットできるかどうか、です。
何を学ぶかよりも、誰から学ぶかよりも、誰と学ぶかよりも、誰が学ぶか。
私はつねにコミットできる自分自身でありたいです。
言葉のルールの補足
「構造主義」の原点は、言語学にあります。
言語学者フェルディナン・ド・ソシュールが提唱した「言葉の恣意性」
と呼ばれる新たな世界観。
例えば「赤色」という言葉の意味はどうやって決まるのか?
(「赤色」という言葉はどうやって存在しうるのか?)
まず「色」という言葉(=構造)が先にあって、その中の他の色(=青色、黄色、緑色.etc)との「差異」によって、赤色という言葉は成立します。
すなわち、ひとつひとつの言葉が存在していて、それに名前が振り当てられているのでなく、私たちが世界を言葉で区切ることで、ひとつひとつの言葉が存在できているのです。
言い換えるならば、世界は「部分」が集まって「全体」ができているのではなく、全体という「構造」の中の差異が部分を作り、全体の世界を広げている、ということ。
このソシュールの世界観を、言葉の世界から人間社会に適用した人物が、文化人類学者レヴィ=ストロースです。
人間社会もまた、部分が集まって全体ができているのではなく、まず社会や文化という全体(=構造)があって、その中の差異が部分(=個人、主体、私)を作っている、と。
そう考えると、私たち人間の主体性は、完全に「構造」に規定されることになります。
(=個人の価値や意味は、構造の中での差異(=他の要素との関係性)でしか決められないからです)
以上-時給290万円の師匠からのメッセージを割愛させていただきました。
視点を上げることに焦点を!
要するに、FPビジネスで早く成功するには「最低限もう一つ上のゾーンに視点を上げる」ことが優先事項にしたほうがいいでしょう。
「俯瞰する力」が飛躍的に上昇すれば、ものごとが楽に予定通りに進行する確率が劇的に向上します。
では、どうすれば視点を上げることができるのでしょうか?