なぜ、FPビジネスで成功している人が少ないのか?

FPビジネスの王道を疑え!?

あなたがFPビジネスで成功したいのなら、まずFP(ファイナンシャルプランナー)の幻想を捨てよう。

あなたが、「低額フィー、コミッション収入の限界を突破してビジネスを高収益化したい。」

そう願うなら、金融商品やサービス内容、或いは自分を売り込む方法をリメイクしよう。

もし、真に顧客に寄り添うビジネスを実現させたいなら、マーケティングから始めよう。

さらに、収益を安定させたいなら、顧客コミュニティーを最初から所有しておこう。

息の長いFPビジネスを切望するなら、あなたの強みからスタートしょう。

※絶対的な成果や効果を保証するものではありません。

何かが欠けている

  1. 商品が悪い
  2. 知識不足
  3. リソースがない(人・モノ・カネ・実績)
  4. ベネフィットが伝わらない
  5. 情熱や想いが伝わらない

これらも原因の一部ではありますが根本的なことではありません。

これらについては、既に何度も繰り返し、悩み、考え、試みてきたはずです。

同じ世界の別の階層を観ている

あなたが普通のこととして考えている善悪や美醜。(びしゅう)

それに似通った人と出会った時。

それは意見や考え方が同じだからというふうにあなたは思うでしょう。

しかし、実際は生き方や生活形式が同じだけなのです。

したがって、当然ながら富裕層と貧困層。

天才と凡庸な人の世界観。

雇用者と被雇用者の関係もまた。

この二層は、普段の生活において乖離しているに留まらず、

実は、まったく別々の現実に生きていることになるのです。

ーウィトゲインシュタイン

こんな悩みはありませんか?

  • フィーの獲得方法がわからない。
  • 低額(50万円以下)フィーから脱却できないでいる。
  • Webからの集客に悩んでいる。
  • そもそも集客の方法が分からない。
  • このままでは廃業するしかない。

同じようなことで悩んでいる。

これらは、すべて私の悩みでもありました。

私は、純粋なファイナンシャルプランナーではありません。

ただ、ビジネスの手段としてファイナンシャルプランナーという言葉を利用してきたに過ぎません。

そして、現在もそのことは変わりません。

もちろん、クライアントたちにもそのことを説明しています。

「ファイナンシャルプランナーは仕事の極一部にすぎません」と・・・

私がFP(ファイナンシャルプラン)ビジネスを始めた動機は、

  • FP(ファイナンシャルプランナー)という概念にある種の疑念を抱いていた。
  • そのポジションがビジネスとして成立するのかどうかを知りたい。

ということからでした。

他のビジネスと併行しながら7年間試みましが、最後まで納得出来る成果は得られませんでした。

これまでに5種以上のビジネス経験がありますが、長期間軌道に乗らなかったビジネスは、これのみです。

ですから「そもそもビジネスとして成立しないのではないか?」そう思っていました。

ビジネスの目的は、他者の成功に貢献することよって、自らの人生の目的を達成することだと私は思っています。

しかし、FP(ファイナンシャルプラン)ビジネスでその目的を達成するのは非情に難しい。

労働時間に見合った成果が得られない状態が長く続きました。

つまり、起業家が選択してはいけない状態です。

幸い他のビジネスでの収益が潤沢だったので耐えることができました。

例えば、コンテンツ系ビジネスでは、投資額の20倍、投資収益率で云えば1,900%程度の利益は確保できていましたし、通販では10倍、物販でも2.5倍の売上は確保できていました。

ですから、こんなに埒の明かない先の見えないビジネスがあったのか?と、つい最近まで思っていたのです。

FP概念とビジネスはミスマッチ!?

その原因の1つがFP概念にあると思っていました。

つまり、概念の解釈次第で成果が大きく異なるはずだ!

そう信じていたわけです。

ここで云う成果とは、顧客と自分のみならず、それらを取り巻く人も含めた成果のことです。

例えば、今から10年ほど前の2006年頃の話なのですが、アメリカのコンサルティングファームが日本から撤退する際、当時、日系二世のCEOにその理由をうかがったことがありました。

「日本でFPビジネスは成立しない。2年間かけて出した結論です。なぜなら、日本の金融機関は「お釣り」を間違えない」

これが米国のFPファームが、日本から撤退する時の理由(定義づけ)でした。

しかし、彼らのこの判断のおかげで、概念ではなく前提の誤りによって起こった現象であることに気づくことができました。

前提を間違えると通用しない

  • アメリカの金融機関をベースに日本のFPビジネスを展開しようとした。
  • 人やコトではなく、モノを主体としたビジネスをしようとしていた。

などが挙げられますが、最も見誤っていたのは「顧客の質」です。

確かに、アメリカのエリートと一般の日本人を比較した場合、ファイナンシャル・リテラシーは数段劣っているかも知れません。

しかし、認識していた以上に日本人は賢い。

そのことに彼も気づいて撤退することにしたわけです。

私から言わせれば、彼が認識した以上に日本人は遥かに賢く、そして奥ゆかしい。

ですから、FPビジネスで成功するには、まずその前提を変える必要があったわけです。

当然ながら顧客のみならず、FP(業務とファイナンシャルプランナー)の前提も変える必要があります。

誰も語ろうとしないFPビジネスの真実

あなたがFP幻想に囚われているとしたら、間違いなく廃業に追い込まれる。

  • FP幻想に絡め取られると浮上できなくなる。
  • FP的理想と現実のギャップ解消は容易ではない。
  • FP資格が高収益化のチャンスを潰す場合もある。
  • FP資格と事業の成否は、ほとんど関係がない。
  • FPという仕事は難しい構造の中で展開されている。
  • FP概念の落とし込みを間違えると悲惨な事態になる。

一方、FPビジネスの利点としては、

  • 人気のある資格でよく知られている。
  • 少額で簡単に起業できる分野。
  • 最初から顧客視点でビジネスを展開できる。
  • あらゆるビジネスに繋げることができる。
  • FP概念そのものが、ビジネス障害を取り除いている。

明確なのは、ビジネスとしてまだまだ伸びしろがある分野だということです。

なぜなら簡単に他のFPに差をつけられる可能性が高いからです。

あなたの商品は何?

ビジネスをシンプルに考えると、見込み顧客数×商品。

ところで、あなたの商品はなんですか?

この「問い」にどう答えるでしょう。

金融商品ですか?

だとしたら、顧客のキャッシュフロー状態は当然ながら、技能、品数次第です。

不動産ですか?

だとしたら、顧客との関係性は言うまでもなく、その物件のクオリティー次第でしょう。

自分だ!

そうおっしゃる方もいらっしゃるでしょう。

だとすると、その人間性も加味した能力ということになります。

では、あなたの能力とはいったいなんでしょうか?

あなたの能力の価値は?

例えば、ファイナンシャルプランナーとしての技能は、しっかりと相手に伝わっているでしょうか?

それ以外の能力があるとしたら、それらを正当に評価してもらえてるでしょうか?

あなたが提供しているサービスの適正価格はいくら?

もしかしたら、適正価格がわからないのかも知れませんね。

以前の私がそうだったように・・・

そうだとしたら、あなたも以下のようなことで悩んでいるでしょう。

  • 自分の能力の価値がわからない。
  • 正当に評価してもらえる方法がわからない。
  • 顧客との関係性が長続きしない。
  • 低単価、低収益に甘んじている理由がわからない。

FPビジネスの価値はもっと高い!?

私は6年前(2012年)から、FPビジネスの脱構築を模索し始めました。

その道のプロの方たちに指導してもらい、50歳を過ぎてから短期間で高契約率、高継続率が実現することができました。

つまり、高収益化することに成功したわけです。

高単価化ではなく、高収益化が最大のポイントです。

そして、そのノウハウを体系化するために、ここ数年間費やしてきました。

言い換えれば、「FPビジネスを下位概念に置いたビジネスモデルをデザインする。」

ということになるでしょうか。

高収益FPビジネス・モデルをデザインする

私のFPビジネの特徴は、フィーオンリーで高収益を実現していることです。

もちろん、顧客から強い要望があれば商品などの仲介も行います。

しかし、コミッションを得るまでの手間(説明・契約・審査・フラストレーションなどなど・・)や消費時間を考えると、生産性が極端に落ちます。

最悪なのは、最終段階(最終審査)で契約を拒絶されるケースです。

そうなると、上記の他にも精神的なダメージを受けるなど、その後の業務全般に悪影響を及ぼします。

常に良好な精神状態でクライアントと接していたいので、それは非常に困るわけです。

ですから、その部分は外部にアウトソーシングすることが多いです。

また、フィービジネスから得られる信頼は、コミッションビジネスから得られるそれとは比較になりません。

高収益化のシステムを構築すれば、そのシステムによって自然に高収益になります。

なぜなら、

  • 顧客が望んでいる成果のはるか上をいく成果を実現できるビジネスモデル。
  • 十分なフィーが得られるので、無理にコミッションを発生させる必要もない。
  • 必然的に継続性の高いコミュニティーも生まれる。

その結果、顧客にとってこれ以上ない提案ができ、信頼関係がより強固になります。

収益を安定させるためにコミュニティーは欠かせません。

私の公開(無料)、非公開(有料)含め4つのコミュニティーを所有しています。

ちなみに公開コミュニティーはブレイクスルーClubとまねTamaクラブの2つです。

また、商品提案に限って言えば、あくまでも充実したバックヤード(ツールや商品群)を所有している、あるいは熟知していることが前提です。

私自身コミッションオンリーの状態からFPビジネスをスタートしているので、フィービジネスとの違いが明確にわかっているわけです。

ですから、本来であればこのビジネスモデルをもう少し温存していたいというのが本音です。

教えてしてしまうと私の優位性が薄まってしまうからです。

したがって、この決断は非常に勇気のいることでした。

では、なぜ公開する気になったのか?

秘訣を公開する理由

一つには、FP業界のあり方(構造)に我慢できなくなったからです。

  • FP独立・起業と称したビジネスとは乖離(かいり)したプログラムの存在。
  • 実践ではほとんど役に立たないような内容で構成されたコンテンツ。
  • 金融商品の拡販目的のみでファイナンシャルプランナーを利用している団体。
  • ファイナンシャルプランナーを顧客とするビジネス構造。

なによりも、そのしわ寄せが顧客に及んでしまう可能性が大きい。

そのような現状に我慢できなくなったからです。

年齢に左右されない、誰もが可能な方法

もう一つの理由は、50歳を過ぎた私が短期間でできたことだからです。

その考え方によって、FPビジネスだけではなく、あらゆるビジネスにおいて成果を向上させることができます。

つまり、自分のみならず、クライアントの成果も同時に驚くほど向上させることができるのです。

参考事例▼

実際、59歳を越えた方が、このモデルを使用した2ヶ月後に本業以外で単価350万円のフィーを獲得できました。

そのことが切っ掛けとなり、1年後の現在ではコンサルティング会社を経営するまでになりました。

また、業績不振で悩んでいた生保レディが、やはり3ヶ月という短い期間で、異業種で起業し、成功しています。

そして、独立に至らなくとも、セールスやビジネスにおいて飛躍的にLTVと成約率が向上した例もあります。

したがって、この方法を知るだけで、早く確実に成果につながる。

クライアントさんの人生に貢献しながら、充実感を感じながら、ビジネスが続けられる。

それを今ビジネスで苦しんでいる人たちに共有してもらいたい思ったからです。

そう考えるおうになったのも、私の生い立ちや苦い経験によるところが大きいと思います。

FPビジネスの重要なポイント

FPビジネスの悩みの筆頭はなんといっても新規顧客の獲得でしょう。

しかし、新規顧客を獲得するためには仕組みが必要です。

したがって、本当の問題は、「どうやってその仕組を作ったらいいのかわからない」ということになります。

ただし、ここで問題なのは、ほとんどの人が仕組みを勘違いしているというところです。

ツール(FB、Twitter、YOUTUBE、Webセミナーなど)を駆使することやノウハウだと勘違いしているのです。

しかしこれは、仕組みの作り方さえ分かれば、簡単に解決できるので大きな問題ではありません。

自分でできなければ、その部分をアウトソーシングすればいいので直ぐに解決します。

実は、もっと重大な問題があります。

とても厄介で大きな問題

「顧客との関係性をうまく築くことができず、契約が短期間で終わってしまう。」

この問題があるとしたら致命的です。

起業しても短期間で廃業に追い込まれることになるからです。

私のように16年以上も継続するビジネスにはなりません。

  • ビジネスの本質がわかっていない
  • ビジネスを知ってはいるが、理解できていない

ということになるからです。

ビジネスの問題は、高収益化できれば全て解決しますが、逆に高収益化できなければ、いずれ廃業に追い込まれる事になります。

したがって、本来は顧客と良質な関係性を築くことに集中するべきなんです。

つまり、ビジネスの常識に絡め取られ、本当に大切なことに向き合っていない。

そこに原因と大きな問題があります。

まとめ

なぜFPビジネスで上手く行かないのか?

同じ世界にいながら、別のものを見ている。

同じ世界にいながら別の現実を生きているからだ。

なぜそのような状況になっているのか?

能力の差だよ。

リソースの違いだよ。

といって、現実から逃げる言い訳をこしらえて、ただ自分を慰めているだけ。

能力に関して云えば、個人差はほとんどないことを既に承知しているはずだ。

「今のやり方ではうまくいかない」ということを認める潔(いさぎよ)さ。

「ひょっとしたら、何かが欠けているのではないか?」

と自分のやり方を疑ってみる。

「だったら、どうしようか?」

思考を磨いて行動しよう。

本当は真摯(しんし)な取り組みと、ちょっとした勇気が足らないだけなのでは?

次回は「FPビジネスを通して分かったビジネスが衰退していく原因と成長する秘訣」などについてです。